みなさまアメリカよりYutaです。
こちらでの後半の動きもほぼ終了しました。
後半はフリースキーの聖地オレゴンMt'Hoodへ移動しました。
久しぶりの雪上です。
やはりスキーは楽しいものです。
ここオレゴンMt'Hoodは夏でも天然雪でスキーができるアメリカでも数少ない夏のスキーキャンプの聖地です。
中でもフリースキーヤーの登竜門として有名なウィンデルスキャンプという合宿形式のトレーニングプログラム&施設があります。
ちなみに私たち今から10年前にこの地を訪れました。
右からジャッキー、タイスケ、ショーヤ、松井さん、yuta、ナミさん。
懐かしすぎる。そして若すぎる。
さて、COMPASS HOUSEの原点でもある「スキーをもっと楽しく、、、もっと自由に。。。」がコンセプトのフリースキー普及活動Compass Project.の次のステップになるべく。この地へ。
ちなみにCOMPASS HOUSEもこの原点から始まりました。今から7年前のBlog題名「スタート」から見返すとスタート当時の様子ご存じない方にも原点知っていただけるかなと思います。景色も色々と違います。面白いので過去の記事いくつかみてください。
COMPASS HOUSE: スタート
2009年の構想、2010年の走り出しから約7シーズンが終わり、中でもJrスキーヤーの底上げ楽しみの場の提供ということで着手したJr大会Compass Cup 現在はJr Free Ski Open。昨年の開催で6回目開催することができました。
沢山の参加をいただき毎年継続できています。
次のステップとして、海外にと繋がる何かをしたいと思い続けてきました。
その一つの環境として、ようやく次のスタップへ行く時きだと思いここWINDELLS の現場にて主催者のケビンと打ち合わせと視察に。
夢が広がればと思い。
ここは刺激と感動多い場所です。
全ては紹介しきれませんが。
少しでも知っていただければと思い。
掲載します。
空港からキャンプ地へ直通バスが走ります。
受付を済ませ
手厚い出迎えを受けます。
キャンプ地での生活のオリエンテーション
それぞれの部屋へ
翌朝、自分の朝食を自分で作り
8時から山へバスで移動
拠点となるMt'Hood
真夏でも残雪ある立派な山です。
ベースは雪がないのでスキー無しで
2本リフトを乗り継ぎ
レーシングのトレーニングも盛んです。
この時期でも充実のパークです。
専用コースがあります。
専用のTバーもかかります。
初級者から上級者まで楽しめるセクション。
バグジャンプも
ちなみにハーフパイプも完備。
ビッグキッカーはゲストライダーやコーチがパフォーマンスを見せます。
朝作ったランチを皆で簡単にすませ
再びライドへ
雪上には様々なトップアスリートが夏の足慣らしにやってきます。
この日はハーフパイプのトップアスリートARMADAライダーのトーリン。
完成度が高ARMADA ARV 96を使用
スロープ、ハーフパイプ共にこなす
オリンピアン ローガンも
地元の山がマウントフットのサミーカールソンも
このキャンプから誕生した逸材です。
彼はタナーの次世代ヒーロ。
日本オープンにも参加していました。
久しぶりに再会することができサミーの地元フットリバーでランチをいただき。
ちなみにこちら10年前。
フットにてサミーと25歳の私。
最近のサミーの活動や自身の映像プロジェクト
Sammy C の話をして、DVDもいただきました。
現在、国内ではオンライン配信のみです。
COMPASS ヘ持ち帰ることにします。
この冬国内撮影も予定しているようです。
来日を期待して待ちましょう。
野沢温泉にも招待したいですね。
さて話はCAMPへ
約4時間ほどのライディングの後
下山。
滞在のキャンプ地内
目の前に、というか敷地内が全てパーク(スケートパーク、トランポリン、バグジャンプ)
になっています。子供達にとっては夢のような場所です。
ショップも充実
スキー、スケート、インライン
全てメーカー提供でいつでも無料でレンタルできる仕組みに。
日本から参加している女の子。
地元の子と友達になり分からない英語を頑張って覚えようとしながらコミュケーションとっています。
ドリンク、アイスの売店
夕飯を
キッチンには参加者よりも少し年上、20歳前後のスタッフが働き。
若者で成り立っている素晴らしい環境。
WAX も自分たちで行います。
スペースはDAKINEが提供。
朝8時に出発後
日が長いので夜9時までトレーニング?遊び?続けます。
最後はキャンプの中にあるキャンプファイヤーを囲み。
若者だけで様々なことを語り合い。
再び翌日のライドへ。
ちなみにこのキャンプ期間親は同伴しません。
9歳から18歳以下のキッズのみで共同生活します。
アクションスポーツを通じて技術の向上はもちろんですが、
仲間とのつながりや自立も促すようなプログラムになっています。
このキャンプをどういった形でCompass Projectに取り入れるかは未知ですが。
海外ではこんなことが行われているとを知っていただけることもまず第一歩だと思います。
*ウィンデルス代表 ケビン氏
日本はまだ夏が続きます。国内にはたくさんのオフトレ施設もあります。
Jrフリースキーヤーの国内環境は今や海外からも日本にトレーニングに来る時代です。
技術の向上はオフシーズンも国内でも可能になってきています。
そんな中、この遠いアメリカで行われているキャンプは身近ではないかもしれませんが、
技術向上と同じくらい重要なコミュニケーション力やフリースキーの本場のフィールドに立つ夢や憧れを現実にできる一歩になるかもしれません。
ニュースクール(フリスキー)が誕生してあと少しで20年。
特に海外はもはやニューでではなくスキーして認知されています。
日本でもかなり認識が変わってきたと思います。
私も国内での普及活動はあと数年で少し形になるかと思います。
まだまだどんな形に発展するかわかりませんが
「スキーをもっと楽しく、、、もっと自由に。。。」
につながる何かできればと思います。
上野雄大
では真夏の日本に帰ります。