2026年7月25日土曜日

本場ヨーロッパの自転車は文化だ

コンパスハウスのジョン・レノンことTKです。


スタッフによるリレー形式のブログ、お楽しみいただいておりますか?


各々が慣れない文章と戯れながら、それぞれの思いを紡いでいます。

ぜひご覧ください。



さて暑い日々が続きますね。

私は、ヨーロッパの自転車文化について、最強クラスの熱波に見舞われながら現地にて視察してきた様子について、私の思いを載せてお伝えします。




頻繁に遭遇するバイク





ヨーロッパ文化と王国


日本からは遠い場所ですし、日本は近代史上アメリカと同盟関係。


そのため、ヨーロッパは知ってはいるものの、実は文化には詳しくないのが私たち日本人。


ヨーロッパとひとまとめにしがちですが、都道府県サイズの国家44ヶ国が、それぞれ古い歴史を持ち、ひとつひとつが全く違って面白い。


そんな国ごとの違いを感じつつ、今回は3ヶ国を旅しました。



まずは、コンパスガイドチームのエイミーとフランスのアルプスで合流して、自転車展示会前にサマースキーを計画していましたが、ケガや天候の都合により、彼女のホームであるイングランドを訪ねることに。


エイミーのご家族に挨拶



私は10代の頃、学校の企画で訪ねて以来26年ぶりのロンドン。


ご存知の通り産業革命が起こった地であり、常に世界史の中心にある王国です。


エイミーの同級生も混ざって旅へ



10代の私といえばまだ純粋で、鼻水垂らしながらスキーとサーフィンに没頭しながら学校に通う少年でしたが、若いうちに海外を経験できたことは、私の価値観にとって貴重な礎となっている気がします。


さて少年TKと比べたら、感性や価値観が鈍化しているものの、ローカルの案内により想像以上に豊かなイギリスの自然を体感できたのはいい経験でした。


キャンプ泊しながら自転車文化、ビーチ文化、フィッシュ&チップス(笑)をしっかり視察。

(仕事です)


さらに童話やRPGに出てきそうな歴史ある城下町を巡り、異国情緒を味わう素晴らしさを体感してきました。


私は普段はガイドする側ですので、旅を味わう感覚をリフレッシュしてきました。


水辺の遊びが盛ん

ビーチは大人気




宿泊はキャンプ





ハリーポッターの街のモデル






工業大国と自転車産業


続いて訪ねたのは工業大国ドイツ。


第二次世界大戦では、日本とも同盟を結びながら猛威を振るっていた国であり、現代では世界に名だたる自動車メーカーや医療器具メーカーを擁する、言わずと知れた世界的な工業大国です。

(ヨーロッパでは、第二次世界大戦の歴史に遭遇することが多々あります)


今回のヨーロッパ旅の本命は、この工業大国で開かれる世界的な自転車の展示会『EURO BIKE』に参加すること。


最先端のテクノロジーが満載の自転車を多く視察してきました。


トップライダーによるショーも


自転車産業は、もはや技術力の競争になっていて、二輪でガソリンを使わなければ、形もエネルギーも問わないフォーマット。


展示会の印象としては。。。

中国企業の進出が強烈であること

そのため価格とブランディングにおいてマーケットに変化が起き始めていること


中国メーカーと世界中の自転車関係者のマッチングの場になっているように見受けられました。



実際、産業という軸で見ると、重工業に比べて自転車産業はライトで、スタートアップが比較的容易な業態。


そのため10億の国民がかつて全員自転車に乗っていた中国はその土壌があり、加えて中国が得意とする安価な工業化がかなり強みになっているようです。


さらに、自転車が、エクササイズではなく移動手段として、依然重要な役割を果たしているスリランカやベトナムなど途上国からの出展も散見されました。


ここで思うのは、彼らの途上国の自転車が、産業の進化の歴史をスキップして近代化を進められたら。


具体的には、農村や山間部の集落などに電動eバイクや運搬設備が導入されたら、途上国の労働は革新的に楽になり、世界はもっと平和になるかも、という希望も感じる展示会でした。







世界的な自転車の祭典EURO BIKE

これもeバイク

eバイク

これもeバイク


最先端のテクノロジー








そして環境という別の軸で見ると、ヨーロッパでは、気候変動対策は基本であり常識。


二酸化炭素を排出しない電動eバイクは、昨今のオイルショックも相まってエクササイズの枠を越えて今後さらに普及するように思え、小型運送トラックですら電動eバイクにとって変わるような状況でした。


ちなみに気候変動対策と歴史的建造物への工事の難しさから、ヨーロッパにおけるエアコン普及率は20%とか。


私たち日本人も皆うべき概念です。


ただ、44℃でエアコンなしは少々キツかったですが。。。汗



該当の温度計は44℃。。。


Made in Japan


そんななか、国産自転車メーカーSHIMANOは好評。


Made In Japanは世界中で信頼性がかなり高いという評価を生で体感できました。




さて私はというと、その展示会のツアースペースにて、Made in Japanバイクトリップのプレゼンをすべく、飯山市の信越自然郷という団体とPRブースを設けてきました。




ヨーロッパの方々からすると、アジアの極東のさらに小さな山間の自治体である信越自然郷。


知っている方など皆無。。。


と思いきや、意外と日本に行ったことがある方、そして行く予定の方、行ってみたいという方がたくさんいて、驚きました。

(さすがに野沢温泉をご存知の方はいませんでしたが)


日本の文化はとても興味を持たれていて、旅先としても魅力的なんだと実感しました。


そしてコンパスハウスのツアーをPRする、というよりは、野沢温泉の魅力をアピールし、長野のアクセスをお伝えし、日本の旅事情を説明する、そんな日本のプレゼンばかりとなる展示会でした。


もはや感覚としては日本アンバサダー。


観光庁の皆様、ヨーロッパの多くの方々に日本の魅力を売り込んで参りましたよ!笑


奇しくも海外に行くことで、逆にMade in Japanの信頼性を体感しましたが、日本人も改めて自国の良さを知り、誇りに思うべきかもしれません。


信越自然郷のPRコーナー



美食と中世の街















次の目的地は、麗しの国ベルギー


同じく自転車大国である隣国オランダと並んで、自転車人気は絶大です。


かつてスキー&サーフィンで世界一周した時に、ヨーロッパ各地も目まぐるしく遊ばせてもらいましたが、その時に中央ヨーロッパ以西で唯一訪ねる機会に恵まれなかった国。


レンタカーをして、友達と合流して、念願の初探訪です。


今回は熱波の猛暑と移動距離を考え、ベルギー南東部の高原を目的地に。


草原を抜ける木道のハイキングも良かったですが、電動eバイクをレンタルして、山や牧草地を走り、石畳の街を抜けるツーリングは格別でした。


ここでもキーとなったのは異国情緒。


中世ヨーロッパを自転車旅できるなんて、夢のような体験でした。


この感覚をそのままお返しできるようなツアーを心掛けたいと胸に誓いました。



バイクレンタル

石畳の街をツーリング


中世の城

美食


世界遺産スパの街




ヨーロッパ旅を通じて


その後、ドイツのスキー場の夏季利用なども視察しましたが、やはり自転車産業は旺盛。


むしろ、歩く、食べる、と同じレベルで文化でした。


あの世界的スキーリゾートであるカナダ・ウィスラーが、夏のバイクビジネスが冬のスキービジネスの売り上げを超えた、という衝撃のニュースが数年前にありましたが

ヨーロッパでも同じくバイク人気は普遍。


夏のスキー場を利用したバイクパーク




バイク産業は、多くのスキー場にとっての未来。


と同時に、ビジネスという枠に留まらず、世界中の人にスポーツとして豊かな人生に貢献しているように思います。



ここで重要になるのは、バイクの乗り手にとっての快適性と安全性。


ヨーロッパでは(北米でも)、自転車専用レーンが存在します。


日本も観光と健康的な生活のためにスポーツバイクの普及させるのでしたら、自転車レーンの設置は急務かと考えました。


街には自転車レーン










街に点在するeバイク充電施設


終わりに



スポーツに育てられた私たちコンパスクルー。


今ではスポーツを生業としている私たちは、スポーツの力は偉大と信じて止みません。


このヨーロッパ旅を通じて、改めて視野が広がり背筋が伸びる思いで、引き続きスポーツと共にある豊かな人生、そして生き甲斐の提案を続けたいという思いを新たにしました。


私たちの会社は依然小さく、文字通り自転車操業ではありますが。。。


スポーツライフをもっと楽しく、もっと自由に!

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