2023年8月22日火曜日

連休終了→冬へのカウントダウン

こんにちは。

みなさんどんなお盆連休をお過ごしになりましたでしょうか?
野沢温泉に足を運んでいただいた皆様、いつもお世話になっているCOMPASSの常連の皆様、ご来村&ご来店いただきありがとうございました。姉妹店 Mt.DockのMTBレンタルもフル稼働となり活気のある一週間となりました。野沢での非日常はいかがでしたでしょうか?またのお越しをお待ちしております。

さて、お盆も過ぎ去るといよいよ冬に向けたカウントダウンが始まります。早ければあと3ヶ月でスキー・スノーボードを履くことができます!!嬉しいのか悲しいのかわからなくなりますが雪国の夏は一瞬で終わってしまいます。。。そんなタイミングで我々もシーズンに向けた準備を本格的にスタートしました。


今日はエッジチューン(¥5500/Hot Wax 一回施工込み)&ベース作りでお預かりしたスキーの作業を行いました。例えパウダーしか乗っていないスキーでも、チリが積もれば山になると言うようにエッジの角は次第に丸まり、1シーズンもするとかなり鈍くなってしまいます。パウダースキーのエッジは立てる必要がないと言う意見も散見されますが、私自身、エッジは必要派です。その理由は後ほど。。。

また、このスキーは昨秋にストラクチャーを加工し、ソールへのダメージも少なかったのでエッジのみの再研磨となりました。Compass Houseのチューンはより長く使っていただけるように施工内容を決めていきます。と言うのも、最近のスキーは昔のスキーと比べエッジやソールが薄かったり、特殊な形状をしていたりと一筋縄ではいかないことがほとんどです。元々、削り代の少ないスキーをいかにいい状態にし、お客様が長く使えるかは我々の腕の見せ所です。




●エッジをチューンする必要性
"スムースにスキーが動く、曲がる、よく止まる"の三要素のどれかが欠けただけで、どんなに良いスキーもつまらないものどころか危険なものとなってしまいます。このブログを見てくださっている方の多くは、パウダーをはじめとしたフリーライドやバックカントリーに興味のある方だと思います。整備されているオンピステとは異なり多くの危険(トラップ)が潜む環境で常に滑ると言う前提の下、先に述べた三要素の欠落は非常に危険と思いませんか?ドロップポイントからはパウダーに見えても、実際は氷の区間があるかもしれません。緊急回避や停止が必要な状況に出くわすかもしれません。それが狭い場所や高速域で起こった時を想像してみましょう。ゾッとしますよね、、、



私、店長TomoのJJULを触ったことのある方は知っているでしょうが、フリースタイルな動きをするスキーとは思えない角度設定になっております。パウダーではバターが普通にできるのに、それなりに硬いバーンでカービングもできてしまう。色々な足し算、引き算をして今のセッティングが出ています。こんな事を書くととんでもなくギンギンに研がれると勘違いされそうですが、スキーヤーのレベルや要望を加味した上でエッジに味付けをおこなっていくのでご安心ください。



●ベース作りの必要性
よく滑り、その滑りが持続するソールを育てるためにはHot Waxによるベース作りが不可欠です。一般的な1.2mm厚のソール材をWaxで満たすためには施工環境が常温(25〜30℃)で最低3回のHot Waxが必要です。そしてただ3回塗ればいいわけではなく、Wax硬さや性質を加味し、順番に塗り重ねることでよく滑り、その滑りが持続するソールが完成します。Compass Houseでは、Hot Wax時に必ず赤外線で浸透効率を上げるWaxfutureを使用するので最短で最高のソールを作ることが可能です。各種チューンメニューに追加のAdditional Waxは1工程追加につき¥1500でおこなっております。2工程追加がおすすめです。

時代はリキッドWax

また、ベース作りを行うと今話題のリキッドWaxでシーズン中のメンテナンスの簡素化やHot Waxの頻度を減らすことができます。私のスキーはもちろん、ARMADA試乗スキーもシーズン前にベース作りを行いシーズン中はほとんどリキッドWaxでカバーしています。

*Hayashiwax&Blendsのリキッドはベースが完成しているソールに塗る前提で開発しております。単品では本来の効果が得られません。Hot Waxによるベース作りが必須です。


●おうちでDIYするならコレ!!
DIYでベース作りにチャレンジするみなさんにおすすめの2アイテムをご紹介いたします。簡単に、迷うことなく単品で施工可能なBlends Base Waxがおすすめです↓私もコレを使ってます。

Blends Base (HAYASHI WAX)


ベース作りが滑走性と持続性の源

面倒なWaxを嫌うフリーライダーのために、たった2種類のワックスで全ての雪質をカバーするべく開発されたBlends Wax。CompassHouse店長TomoはBlendsブランド立ち上げメンバーの一人で、現在も製品アップデートのためのサンプリングを常に行なっております。Base Waxはベース造りや−6℃以下の低温時、ドライスノー時に使用。−6℃以上のウエットコンディションには《トップワックス》の下地として使用します。シーズン前にベースワックスをたった3回仕込むことにより、シーズン中の滑走性、TOP WAXの定着性向上します。限りなくTOP Waxに近いベースワックスです。私自身、シーズンの8割はベースで滑っております。

2,800円(税込3,080円)/100g


コンセプトとテクノロジー


カーボンスクレーパー1.5mm(HAYASHI WAX)

切れ味が長続き
新発売のカーボンスクレーパーが入荷いたしました。従来のカーボンスクレーパーはプラスチックにカーボン粒子を練り込んだものが一般的でしたが、コレはカーボンシートを積層したリアルカーボンです。一度角出しを行うと従来品の4倍は持ちます。軽い力で硬いワックスや滑走面の毛羽を一気に削り落とすことができ、より滑らかな滑走面を作ることが可能です。サンプル段階から使用しておりましたが、一度使うともうアクリル製には戻れません。電動シャープナー非対応ですので波目ファイルかサンドペーパーで研ぎましょう。主にファットスキーを扱うCompass Houseでは、しなりを生かすことのできる1.5mmをメインに細身のスキー向けの3mmもラインナップしております

2,500円(税込2,750円)

お求めはこちら[TUNE UP TOOL]



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