野沢温泉も暑さを感じる季節となり、マウンテンバイク のシーズンがやってまいりました。
7/2(土)からMt' Dockの夏季営業が始まりましたので、ぜひ野沢温泉へ足をお運び下さい。
一方コンパスハウスでは、この度コンパスチューンの価格の見直しを行い、皆様に「スキーをもっと楽しく、もっと自由に」遊んでいただくために、以下のとおり改定することをご報告いたします。
さらなる質の向上を目指してまいりますので、ご理解の程宜しくお願い致します。
2022年8月1日以降にお持込の方から適用となります。まだチューンナップ のお済みでない方は、お早めにお持ち込み下さい。
ここで今一度スキーにおけるチューンナップの重要性をご紹介したいと思います。スキーのチューンナップにおいてとても重要な点をご紹介するので、ぜひご一読下さい。
はじめにチューンナップはなぜ重要か?というところですが、それはスキーを楽しむことにおいて必要不可欠であるからです。
スキーは抵抗が少ないほど滑走性や操作性は向上します。滑走性や操作性がいい方が技術は向上します。うまく滑れればもっとスキーが楽しくなります。そのためスキーのチューンナップをすることすなわちスキー板の抵抗を減らすことは、スキーをもっと楽しむための1歩目であるといえます。
スキー板の抵抗には大きく分けて2種類があります。目に見えて抵抗になっているものと目に見えないレベルでの抵抗になっているものです。
目に見える抵抗は、傷、歪み、毛羽立ちなどによる抵抗で、目に見えない抵抗は、ソールにおける目に見えないサイズの隙間や、静電気や雪や水分による抵抗になります。実はこれだけの抵抗がスキー板に常にかかっています。これらの抵抗をチューンナップによって減らしてあげることで、スキーの滑走性、操作性は格段に向上します。
どんなチューンナップが必要かわからないお客様には、お手持ちのスキー板の状態からおすすめのチューンナップメニューをご提案いたします。ここでは、いくつかのモデルケースをご紹介いたします。
①傷だらけのスキー、ソールが白くなりケバケバした状態のスキー
写真のようなスキーには、フルチューンナップをおすすめいたします。
フルチューンナップでは、深い傷部分にはソールと似た素材のものをを溶着させたのち、フル電子制御のストーンマシンでソールのフラットを出します。この時に滑走面を薄く削るので、細かな傷もなくなります。その後同じストーンマシンによって、プログラミングされたストラクチャー加工をおこないます。その後はエッジ(ベース側、サイド側)を手仕上げで行い、ワックスフューチャーを1度かけて完了となります。
また、ストーンマシンをかけるとソールがまっさらの状態となりますので、さらにアディショナルワックスを追加でご注文いただくことをおすすめいたします。
アディショナルワックスとは、他のチューンナップメニューをご注文いただいた方限定の割安なワックスフューチャーとなっております。後ほどまた触れますが、新品のスキーにはワックスフューチャーを4回ほどかけるのがおすすめとなっておりますので、フルチューンナップ+アディショナルワックス×3回となります。
②傷は少ないが滑走面に光沢のない状態
ワックスフューチャーとは、スイスのモンタナ社による赤外線を使用し、ソールにワックスを深く浸透させることのできるマシンのことです。
ワックスを深く浸透させるためにはワックスを塗ってソールに熱を加え、ソールの奥まで温め、ワックスが溶けている時間を長くとる必要があります。しかし、アイロンの場合には100度以上の高温でかけなければならないため、何度もかけたりゆっくりかけたりすると表面が高温になってしまい表面が焦げてしまいます。その点ワックスフューチャーでは、赤外線でじっくりと温めるため表面を焦がさずに奥まで浸透させることが可能です。
③当店でご購入いただいた新品のスキー
当店で新品のスキーをご購入された方限定に、プレチューンというお得なメニューがございますのでそちらをおすすめいたしております。
プレチューンでは、エッジの研磨とワックスフューチャー×4回を行います。
新品のスキーはワックスが全く入っていない状態ですので、何度も塗りこまないと滑るソールを作ることができません。そのためワックスフューチャーを4回かけます。回数が4回になっている理由としましては、4回ほどワックスフューチャーをかけるとワックスが全体にすべて浸透しよく滑る状態になるため、4回というメニューとなっております。これをワックスフューチャーではなく普通にアイロンを使ってかけようとすると15回ほどかかってしまいます。
コンパスハウスでは、フリースタイルスキー、バックカントリースキー向けのチューンナップ、ワクシングを行っており、レーシングとは違ったチューンナップがコンパスチューンの魅力となっております。フリースタイルスキー、バックカントリースキー向けにチューンナップを行っている店は少なく、当店が第一人者として今後魅力的なサービスを行ってまいりたいと思います。
ここでは簡単にチューンナップ の重要性についてご紹介させていただきましたが、チューンナップ やワクシングはとても奥の深いものとなっております。さらに詳しく聞きたいという方は、ぜひコンパスハウスまで足を運んでいただけたらと思います。
私自身アルペンスキーをやってきた中で、チューンナップ 、ワクシングの研究を重ねてきたので、詳細をお話しすることができると思います。
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