2021年8月14日土曜日

"COMPASS TUNE"スタート!!


 皆様、こんにちは。

8月に入り野沢温泉も暑い日が連日続いております。
スキー場の夏営業も始まりMTB基地"Mt.DOCK"も賑わっております。

さて、COMPASS HOUSEより新規サービスのご案内です。昨年秋より口コミでチューンナップサービスを行なってまいりましたが、いよいよ本格始動する運びとなりました。気になる料金は下記の通りです。




受付方法について

①持ち込みの方
HPお問い合わせフォームにて来店希望日をお伝えください。
https://compasshouse.jp

電話(9:30-17:30)にて来店希望日をお伝えください。
0269-67-0224

②郵送希望の方(現在準備中)
compass online storeにて決済並びにお申し込み。



コンセプト”フリーライダーのためのチューンナップ”

フリーライダーとはスキー・スノーボードでフリーライドをするすべての人を指します。
もちろん基礎スキーヤーやレジャースキーヤーも含まれます。
フリーライダーは規制区間でタイムを競うレーサーではありません。
レースにはレースのチューンナップ、フリーライドにはフリーライドのチューンナップが存在します。その一瞬、その1本にかけるレース。1日の中での雪質の変化に大きく左右されず、滑走性能の持続、操作性が求められるフリーライド。
今までに体感したことのない操作性、滑走性を体感していただきたいと思います。


チューンナップの必要性

フリーライダーにチューンは必要か?答えはYES。
はっきり申し上げてフリースキーやスノーボードの製品クオリティはお世辞にも良いとは言えません。滑走面が波打っていたり極端にエッジが高い或いは低い状態のものが多かったりとこれらは滑走性や操作性に影響を及ぼします。チューンナップにより滑走面とエッジの位置関係を適切に戻し、滑走面にはストラクチャーを入れます。ストラクチャー はタイヤの溝のように排水機構として機能します。滑走時に抵抗となる雪面と滑走面の間に発生する水分を排水し滑走性を高めます。また、ストラクチャー のパターンを変更することで直進性の高い滑走面、操作性重視の滑走面と自由自在にスキーの特性を変えることも可能です。


ストーンマシン"WINTERSTEIGER Omega RS350"

世界NO.1シェアを誇るWINTERSTEIGERのフラッグシップストーンマシーンOmega RS350を導入いたしました。




フル電子制御で精度の高いソールグライディングが可能です。
様々なストラクチャー をプログラミングすることも可能です。





WAXへのこだわり

店長Tomoがライダーとして長年共に活動してきたHAYASHI WAX様の協力のもとオリジナルワックスを制作いたしました。滑走性は当たり前ですが、粘り強く持続力の高さがHAYASHI WAXの特徴です。雪質問わず、長い距離を、1日楽しむためのWAXです。
もちろん環境にもスキーにも優しいノンフッ素です。今もなお少しずつ改良を加えております。


施工手順例

①サンディング
→滑走面、エッジの汚れ、小傷を落としながら滑走面全体をある程度平滑にします。

②リペア
→サンディングで削れなかった傷を埋めます。硬い素材を熔着することで強度抜群です。
*芯材の見える傷の場合、別途お見積もり。

③ストーン荒研ぎ
→フラットを出します。
*ファットスキーや構造上フラットが出ないスキーもございます。

④ストーン仕上げ
→細かい目でツルツルに仕上げます。

⑤ストラクチャー 
→一発勝負で滑走面にストラクチャー を入れます。




⑥エッジ研磨
→手仕上げにてベース・サイド角度を調整いたします。

⑦WAX




Wax Futureを用いてベースワックスを浸透させます。
*滑走面、エッジ保護のため塗りっぱなしまたは、スクレーピング後に生塗りでのお渡しとなります。

WAX施工回数追加オプションのすすめ

より滑走性を上げるため、持続力を上げるためにはWAXをWax Futureを用いて複数回施工することをお勧めいたします。Wax Futureを使用することがキーポイントになります。

①滑走性の向上
滑走性を大きく妨げるのはケバ。新品の板やストラクチャー を入れた板はケバだらけです。Wax Futureを施工することでWAXが解けた際にケバが立ち上がり、冷えるとそのまま固まります。それらをよく切れるスクレーパーでスクレーピングすることで除去効率を高めることができます。アイロンの場合はケバを押し潰してしまうため効果激減です。1度では取れきれないので複数回施工をお勧めいたします。

②持続力
複数回施工することで奥深くまでWAXが浸透、定着します。抜け辛いWAXを複数回施工することで今まで以上の持続性を体感していただけます。格段にエッジ際や滑走面が白くなり難くなります。ちなみにノンメンテナンスでの耐久テストも行なっております。

*複数回施工によりシーズンを通したノーメンテナンスを推奨するわけでも保証するわけでもございません。後ほどメンテナンスの必要性について述べます。滑走面は生き物です。


日々のメンテナンス

ほぼ毎日滑る私の実例をあげて日々のメンテナンスについてご紹介いたします。
基本的にシーズン前にベースWAXは4回ほど施工いたします。
その後は、毎滑走後にリキッドを塗布します。次回滑走まで時間が開く場合は保護剤として塗りっぱなし、次の日も滑るならブラッシング。
クリーニングと補充の意味で月1〜2回HOT WAXをしております。
ベース作りをきっちり行い、リキッドとの併用で面倒なHOT WAXの回数を削減できます。




最後までご覧いただきありがとうございました。
早くもシーズンスタートまで4ヶ月を切りました。
チューンナップも混み合うシーズン直前ですとシーズンインに間に合わない可能性がございます。商品の方も人気機種に関してはまもなく完売いたします。
冬の準備はお早めに!!






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