2019年3月15日金曜日

日本最北の島 利尻富士 登頂記


日本最北の島 利尻山(利尻富士)

日本最北の島に美しい姿を見せる利尻山。標高1,721mの独立峰、別名「利尻富士」とも呼ばれ、日本百名山百選では北の秀峰として1番目に数えられています



当初の我々が目指していた山は「羊蹄山(蝦夷富士)」

しかしコンディション不良から無念の計画変更

「羊蹄に引けを取らない利尻へ行こう!」

と計画を練り直し札幌から北上開始

車を走らす事およそ5時間、稚内に到着

ここまで来ると道路表記にロシア語も記載されています
(およそ40km先はロシア)

1日2便しかない利尻島行きフェリーに出航40分前に到着し、そのまま駆け込み乗船

1日中移動していたため、船内では爆睡

私個人的に利尻への憧れを強く持っており、いつかは行ってみたいと思っていた場所でしたが、こんなにも早くその機会は訪れ、実感がわかない状態で利尻島へ上陸!



夕焼けが我々を迎えてくれました




観光も絡め、翌日の作戦を練りながらロケハン




利尻島で有名な居酒屋「力丸」さんで海の幸を頂きました

そして偶然にもそこで THE NORTH FACE チームとばったり遭遇

村民がばったり最北端の島で会う事になるとは、小さい世界です

お互いの健闘を祈り明日に備えます



翌朝5時から登り始めます

辺りはまだ夜明け前のためヘッデンを点けての行動



Kazuki- INVICTUS 99 Ti 179cm  N SHIFT MNC 13





TK- Tracer 108 188cm

Yuta- ARV 116JJ UL 192cm + N SHIFT MNC 13



それぞれ個性の違ったスキーにも関わらず、ストレスない機動力と滑降を楽しむことができます



ここからひたすら登ります




景色は山そして海






ここの頂きを目指します





一部アイゼンを使用して

機動力が一気に上がります




そして山はますます険しくなってきます

風が強くなり、雲の中に入り視界が悪くなっていきます

同時に私の体力も刻一刻と無くなっていきます

しかし最高の仲間たちと繰り広げるたわいのない話で笑い、時に応援の言葉を掛け合い息を吹き返す繰り返し

そして時より魅せる山頂の景色

一気に疲れが吹き飛びます

登る事8合目

避難小屋に到着



ワンダーフォーゲル部?!アルマダライダーのEigo



避難小屋での生活を垣間見ます



我々は改めて登頂を目指し、スキーを置き、アイゼン歩行でのアタック

ここからが正念場の9合目

チーム一丸となり登ります

本当にここからが辛かった…

しかし奇跡的に雲が抜けてきました




海外のような景色

思えば長野から札幌、そして利尻と2回も海を渡っています

海外です



もう少し…



旅するBCでお馴染みの河口TKY先生に難所をサポートしてただく

雲の下は海



幾多の苦難を越え、チーム全員で悲願の利尻富士登頂!

実に9時間ほどかかりました
下りは30分間ノンストップのパウダーラン

笑いあり感動ありの夢のような時間でした




このチームで登れた事に感謝

Yamato - Yasu - Yuta - Takaya - Eigo - Kazuki



仲間同士、気の向くままに突き進み、そして登頂

すべてに感謝

ありがとうございます!


最高の日本最北の島 利尻富士

これにて完結!




この経験はコンパスハウスでの用具紹介に役立てたいと思います


店頭でお話ししましょう!


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This is Armada @Rishiri Island
ARMADA blogはこちらか
https://blog.armadaskis.jp/post/183630560122/北海道-利尻島を登る滑る


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