2020年2月16日日曜日

暖冬ですがバックカントリーウィーク突入!!

こんにちは

北海道巡業から戻りましたTKです。

先週の降雪以降、良いコンディションが続かず、なかなか快適に滑れない日が続きますね。



暖冬です


もうこれまでスキーヤーなら幾度となく口にしたであろう単語『暖冬』

自分の記憶では昨年エルニーニョだったので、今年はラニーニャとなり降雪が見込めるのでは。。。と昨年秋口には思っておりましたが

調べてみると、これまで暖冬の代名詞であったエルニーニョ現象とはどうも全く別の要因だそうで

・バイカル湖以北にて寒帯前線ジェット気流が明瞭
・正の北極振動で海面気圧が低い
・インド洋西部、アラブ近海が高温で積雲対流活動が活発
・インドネシア近海の積雲対流活動が不活発

などが同時多発し、偏西風が北に蛇行し冬型の気圧配置が続かないようです。


そのため寒気がシベリアから南下せず、記録的な高温少雪となっています。

暖冬というひと言では片付けられないほど要因が複雑に絡み合っておりまして

いよいよ我々ひとりひとりが気候変動に対して何かアクションを始めないと。

手遅れになる前に、暖冬を実感している我々スキーヤーから声を出し

できることから対策を始めましょう!


暖冬のフィールド

そんな暖冬シーズンのフィールド

パウダーに遭遇する確率は低いし、ゲレンデの雪質は悪い

滑っててもウェアがいらないくらい暖かい

バックカントリーなんてやれるの?

という問い合わせをいただきます。

でも…

ゲレンデを滑ってて面白くない時こそバックカントリーです!


標高を変える、あるいは斜面の方角を変えるなどすれば、滑れる場所は点在します。

もしかしたら例年よりヤブは多いかもしれません。

いつもの地形にたどり着けないかもしれません。

沢が雪で埋まらず、うまく渡れないかもしれません。

暖冬なりの雪崩リスクもあり、常に危険は付きまといます。

でもそれも含めてバックカントリーではないでしょうか?

雪があって、山があって、アイデアとリスクマネジメントがあれば、どこでもアプローチ可能

それがバックカントリーです。

山に埋め尽くされた島国日本

そのフィールドは無限です。





気象庁の長期予報でも、ここ北信エリアは70%の確率で平年より暖かく、降雪が少ないと見込まれており、

この時期からゲレンデのコンディションが改善する可能性は低いと思われます。

引き続き悪いコンディションが続くゲレンデでヤキモキするくらいなら、

我々を信用いただき、一緒にバックカントリーへ出かけましょう!

もちろん安全には細心の注意を払います!

ということでバックカントリーウィーク



3連休を控え、コンパスハウスではバックカントリーイベントを連発いたします。

①  2/23 初心者BC講習

野沢温泉スキー場を起点としてバックカントリーエリアに踏み入れつつ

BCに必要なテクニックやアイデアをお伝えいたします。

今回のルートはおなじみの青木は行かない予定

初めて使うルートのお披露目となります。

滑りごたえ満点のルートになります。

良い感じの杉並木を一緒に滑りましょう!


詳細はコチラ




②  2/24 旅するBC鍋倉山ルート

旅するBCシリーズ史上、至近距離(最も旅しない)エリアとなる今回

ある方の強い要望にお応えし計画いたしました。

野沢温泉正面に鎮座する信州百名山『鍋倉山』

そこをゆっくり登り、雰囲気満点のブナ林を滑ります。

チャンスがあれば、そのすぐ裏の黒倉山の山頂も視野に入れたいですね!

2年前弊社イベントに参加された方を含め、ステップアップの場としてご利用ください。

現地視察は済んでおり、積雪は十分あります!

お楽しみに!!


詳細はコチラ


では皆さま

山でお会いしましょう!!





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