この時期恒例のマテリアルレポートをお伝えします。
ちなみに昨年行ったTST マテリアルレポートは未だにアクセスが途切れず多くの方に観覧頂いています。TSTは大きなシャイプ変更はありませんが、内部構造の変更と滑走面の変更に伴い来期は価格は据え置きでアップデートされていますので、来期はお買い得感があると思います。JJに次いで名機の仲間入り間近なTSTも引き続きよろしくお願いします！↓
COMPASS HOUSE: マテリアルレポート ARMADA TST 183 & MARKER Tour 12
今回はARMADAファンであれば今期最も気になるこの機種「AL DENTE」 （アルデンテ）
を紹介しようと思います。
ARMADA スキースリーズで過去最高のソフトフレックスが特徴。
履いた瞬間ソフトな感じが伝わります。
ノーズ、テールの程よいロッカーと最大１３０mmを超えるノーズの太さをいかしたバター系トリックやマニュアル（テールをプレスしながらノーズを上げて滑る）が容易になります。フレックスが柔らかいのでフリーライド、特にハードパックされた雪面はデメリットの一つですが。パークや地形を使ったライディング、スキー板をヘンリックのように扱うのが夢のスキーヤーへはオススメの一台です。スキーの新たな楽しみ、可能性を感じさせてくれるモデルということは間違いありません。
超ソフトフレッス
ノーズ最大１３３mm （１７８cm）
足下にはキャンバー+ノーズ、テールロッカー。
キャンバー部分に体重がかかると、ロッカーポイントがつま先寄りになり更にロッカーがキツくなることでプレスもしやすくなる。
同じくテールも通常はキャンバーですが、体重がかかることで微妙なロッカーが生み出され、テールプレスの助けになる。
ここでプレス
左がTST 右がAL DENTE
ロッカーのコンタクトポイント（開きの位置）が違います
TST ＝パウダーライド向けロッカー
AL DENTE ＝ プレス向けロッカー
TST 足下に近い所がワイドになっていることで
パウダーライドでコントロールが容易
AL DENTE 先端がワイドになっていることでパウダーライド時は浮力をスキー全体で感じることができるが、スキーの長さをフルで感じるので取り回しが高度。
気になる取り付け位置ですが。
パーク中心で−３cm
ゲレンデライド中心で−４cm
辺りがベスストです。
長さですが今回のテストは178です。
ちなみにヘンリックをはじめ海外選手は１７８cm中心に使用していますが
日本のスキー場規模やパーク規模、プレス系のトリックを簡単に仕掛けたいことを思うと168のショートサイズをオススメします。
ちなみにこのトリックで１００点満点がでました。
これから何年かはこのトリック以上のものをコンテストの場でみることはできなんじゃないかと思います。あるとすれば本人が更にレブルアップしたトリック出す以外に考えられませんね〜。
最後にARV tiです。
これは長年同一モデルで継続されたベーシックオールマウンテンスキー、
ARVのフルモデルチェンジスキーです。
AL DENTEと同一シェイプ、同一ロッカーでありながら、、
性能は全くの別物。
まず最大の違いはARMADA スキーでは珍しいメタル入りであることです。
なのでハードパックされたバーンでも安定したターンが可能です。
また、ハイスピード時にブレを感じる事も少ないのが特徴です。
また、滑走面もAR DENTEはデザイン性を重視したシンタードソール。
ARV tiは滑走性重視のARMADA最高級ソール compソールを使用です。
その分価格もAL DENTEが81900円
に対してARV tiが84000円と少々高めですが納得のクオリティーです。
程よいロッカー形状と１００mm以下の程よいセンター幅で安定感があるので、テレマーク愛好者やおじさんズスキーヤーのセカンドオールマウンテンスキーとしても1台あると重宝しそうです。
取り付け位置は−６cm〜−７cm。
ARV tiはスキーの特徴やユーザー層を考えるとオススメサイズは１７８cmです。
今年はこの２機種を含め１００mm以下のスキーがARMADAから数台発表されました。
昨年はファット系が充実して、今年はちょい細めのスキーが追加されたので、好みに合ったスキーが確実に見つかると思います。
COMPASS HOUSEはスキー場営業終了の５月６日までGW中は休まず営業します。
５月６日までは早期受注も割引価格にて受付しています。
来期AL DENTE ARV ti共に台数に限りがありますので興味のある方はお早めに。
その他の道具の相談にものりますので是非スタッフまでお問い合わせください。
連休、皆様のお越しをお待ちしております！
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