2012年4月26日木曜日

マテリアルレポート TECNICA  COCHISE 130 PRO


マテリアルレポート スキーブーツ編です。
今年(来期発売)のスキーブーツ3モデルが私上野雄大的に大ヒットしましたので紹介したいと思います。
現役引退後〜のスキースタイルに完璧にマッチしてくれるブーツに出会う事がなかなかできていなかったですが、、、
テクニカグループからリリースされるいくつかのブーツの仕上がりが非常にGoodです!

左から
NORDICA ACE of SPADES(ノルディカ/エースオブスペード)
TECNICA  COCHISE 130 PRO (テクニカ/コーチス130プロ)
NORDICA PATRON PRO (ノルディカ/パトロン プロ)

この3モデルはそれぞれのシーン(スキーのタイプ別/積雪や対称カテゴリー)で最高のパフォマンスを発揮してくれます。

まずは、先日の奥志賀〜野沢温泉ツアーに参加した際に使用したTECNICA  COCHISE 130 PROの紹介からしたいと思います。
このモデルはバックカントリー向けにテクニカより来期発売される全く新しいコーチスというシリーズです。

コンセプトは「滑りの質を落とさない機動力あるブーツ」
ポイントは3つ
1、パーツにこだわり軽量に仕上がっている
2、バックカントリーで役立つワンタッチ切り替え式の歩行モードが付いているのに通常時にはフレックスが崩れず従来のブーツと同じ感覚で滑る事ができる。
3、様々レベルに合わせた詳細なフレックス設定(モデルの多さ)



特徴はバックル+ベルト&バックルの新しい発想
一番上のバックルを無くすことで軽量化に貢献。
そして、滑走時にはバンドを締めた状態からバックルを締めることで遊びのない完璧なホールド感が得られる。さらに歩行時には踵のロックをフリーにすると同時に一番上のバックルを緩める事で、更に足首の可動範囲が広がり移動時の疲労が少なくなる。
そして、本来ブーツの下にあるベルトをウエアーをめくり上げる事なく、ウエアーの上から緩める事ができる。



これがウォークモードへの切り替え。
もちろんグローブをしたままでも可能。
通常滑走モードへのロックはシールバーの部分を押し込みスネを前後する事でロックが完了します。 


ちなみに山用ビンディングにも対応するモデルもフレックス120のみ発売されます。バックル、インナーには更に超軽量素材が使用されていますので機動力はさらに上がりますが、代償として滑りの安定感は若干落ちます。
移動重視か?滑走重視か?自分のスキースタイルにあった商品選びが可能です。

 


これが通常のソールです。

さらにこのシーリズのすごい所は同じモデル(同一シェル)でフレックスが130〜10刻みでフレックス90まで網羅されているので、お客さんのレベルにピッタリあったモデルチョイスが可能です。女性用も入れて全8モデル展開。

ブーツの当たりが気になる、ブーツのサイド幅ですが、僕が使用している130pro(98mm)というモデル以外はゆとりある安心の100mm設定です。


GW中は130のみCOMPASSにありますので興味のある方は是非ご覧ください。
その他のモデルはカタログでの紹介になります。

ツアービンディングを付けてゲレンデも裏山も贅沢にハイブリットに遊びたい大人のスキーヤーの方へオススメです。
来期の商品選びの参考にしてもらえればと思います。

相性のいいスキーはARMADA TST。



長くなってしましました。
TECNICA  COCHISE 130 PROはこの辺りにして、他の2足も追ってアップします。







上野雄大 スキーツアー使用マテリアル
ARMADA TST  183cm
MARKER  Tour 12
TECNICA  COCHISE 130 PRO
G3   ALPINIST SKINS

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