EURO BIKE 2024 in ドイツ
梅雨入りし毎日蒸し暑い毎日が続いていますがみなさまいかがお過ごしでしょうか?
こちらはスキー場夏季営業がスタートし本格的な夏シーズンを迎えようとしております。
コンパスブログでは久しぶりになってしまいました。
コンパスビレッジ店長のダイゴです。
今回はご縁があり、最先端の自転車事情を体験すべく「自転車天国」とも言われるドイツに行ってきました。
信越自然郷の連携事業社として地域を代表しての視察
世界最大の自転車の祭典「EURO BIKE」での地域のPR
自転車天国と言われるドイツの自転車文化の体験
ドイツで思い浮かべるのが
「ビール」「ソーセージ」「ベンツ等の自動車ブランド」「サッカー」・・・
どこか親しみのあるものをイメージし勝手に親近感のある国として思い浮かべておりました。
ドイツ×自転車はどのような関係があるのかと掘り下げていくと。。。
「自転車天国」「自転車発祥の国」と気になるワードばかり。期待を膨らませながらドイ
ツへと渡りました。
目的地はドイツのフランクフルト中心とした周辺の地域です。
都会と田舎を巡る旅となります。
タクシーはもちろんベンツ
まずはドイツの自転車文化の体験
フランクフルの空港に降り立つと空港内を自転車で移動する警備員がお出迎え
日本との文化の違いを早速体感
ドイツの自転車文化を体験すべく「ユーロヴェロ」と言われるヨーロッパ自転車連盟の推奨する自転車道を走ります。
ヨーロッパ全土を網羅しています。
全長は約9万kmにもおよぶそうです
ユーロヴェロの標識
サインが各所にあり初めてでもとてもわかりやすいです
信号には自転車のサインも
E-BIKEの充電ポートやツールスタンドなど不測の事態にも対応可能。安心して長距離のライド可能
それにしてもこれぞヨーロッパといった景色の中をライド
突然現れるグラベルロード
ヨーロッパでも大人気のようです
街中は電柱、電線ありません
電柱類が無いだけで建物の作りや景観をそのまま見れてとても美しく感じました
大湯通りでも無電柱化の工事が始まりました
観光地として景観はとても重要な要素だと思うのでとても楽しみですね
https://www.vill.nozawaonsen.nagano.jp/www/contents/1718073008143/files/nozawaonsen_mudentyu.pdf
赤ワインの街と言われる地域だったので一面ぶどう畑の中を走ります
街中を走っていても歩行者>自転車>自動車の関係はものすごく感じます。
色分けされた歩行者道と自転車道
市街地でも広く取れれている自転車道 などなど。。。
とても快適に走れます。
道幅が狭い道路では間隔を広く取り自転車を抜かしていく車
国民全体が自転車に乗る文化なのか自転車の気持ちをよく理解していると感じました
全ての車両では無いですが、指定の車両は自転車をそのまま電車に詰め込めます
しかもその車両では自転車を優先的に積み込む事が可能
サイクリストの利用はもちろん。通勤などでの利用も多いです
我々の地域でも飯山線を利用したサイクルトレインの利用可能です
電車を利用すれば自転車の行動範囲が一気に広がり楽しみの幅が広がります
https://shinetsu-activity.jp/play/cycling/11597/
ちなみにドイツでは駅のホームでタバコが吸えるようです
喫煙率高めなドイツそこらじゅうで喫煙していました。
これもまた異文化体験
地元のバイクショップへ
ほとんがE-BIKEです
E-BIKEの利用促進の為に国から購入補助もあるようです
電気自動車等の購入補助も国からあったみたいですが、自動車の渋滞、騒音、振動問題などがありすぐに購入補助は無くなったようです
自転車道には多くのゴミ箱があり、中には犬のふんを入れるゴミ箱も
ドイツでは犬のふんを持ち帰る習慣がないのか、、公園の芝生の箇所には至る所にふんが落ちていました。
自転車道を快適に走るためにドイツなではの配慮もされています。
地域の観光案内所にも訪問
ワイナリーが併設していて、試飲も可能
地元で取れたぶどうで作るワインは格別です
宿のご飯も地元産
ライド後の祝福の時間です
もちろんビールもいただきました
ぬるいビールをイメージしていましたがしっかり冷えてました
ちなみにスーパーマーケットでは水よりビールの方が安かったです
2日間のライドを終了し、「EURO BIKE2024」の会場であるフランクフルトへ移動
日本政府観光局へも訪問
貴重な意見交換もし更なる地域の魅力の発信に繋げていけそうです
さあ、メインの「EURO BIKE」です
約1,900社ものブランドが集まる展示会
何フロアもある会場を見て回るだけでも大変です。。。
最新のマウンテンバイク、ロード、グラベル、E-BIKE、クロスバイク。。。
様々な自転車が集まっています。
ユニークなバイクもたくさん
カーゴバイクというジャンル
荷物を載せたり、人を乗せたりと。。。
環境や健康にもたらす効果を重視している地域ならではのジャンル
もちろん全てE-BIKEです
こちらはハンドメイド
全自動組み立てマシン
インドの会社です
展示用にARMADAもありました
自転車にまつわるものは全てこの会場に集まっています
中でも中国、台湾のブースはかなり出展数
日本ブランド「SHIMANO」は健在。ブースの広さは1番でした
日本ブランド「Panaracer」
グラベルバイクのタイヤのグラベルキングは大人気です
コンパスでも取り扱い予定です
外のエリアでは最新バイクの試乗も可能
ユニークなバイク、最新のMTBなど試乗会場を見ているだけで楽しいです
ベルトタイプのMTB
変速は内装式、変速はかなりスムーズです
竹のフレームの自転車
もはや自転車なのか。。。
商業用としても使われているE-BIKE
健康志向、環境配慮の考えが強いドイツ
その中ではE-BIKE欠かせない存在です。
ドイツの自転車保有率は世界で2番目(日本は6番目)
その中でもE-BIKEのシェア率は全体の55%ほどのようです。
「Specialized」のブースはドイツでも大人気
外のブースではロードのレースも開催
BMXエリア
日本人が活躍していたショーも
子供のエリア
様々な層の方が楽しめます
さて、いよいよ我々の地域のPRです
信越自然郷として新幹線を利用し東京からの簡単なアクセスや
日本なではの景色の中をサイクリングできたりと自然豊かな長野県北信エリアをアピール
観光局の方は忍者に扮したり、浴衣を着て日本らしさをアピール
様々な国がPRしている中、アジアでは唯一の我々がいちばんの人気でした。
行きたいけど行ったことない方、行く予定で計画中の方、この機会に行ってみようと考えていだだいた方などたくさん方々とお話しできました
大きな一歩を踏み出したと体感しております。夏のシーズンも世界各国から多くの方が訪れる場所へなっていくように努めていきます
自転車は旅行をする目的の一つとしてとても重要だと感じました
ドイツでは国を上げて自転車の利用促進、交通インフラの向上等を行い、世界中からサイクリストたちが訪れて自転車ツーリズムが重要な観光形態の一つとなっています
交通インフラの向上はなかなか急には進められませんが、長野県では「Japan Alps Cycring」という、自転車を利用して長野県の魅力を発信していくプロジェクトがあります。長野県内を巡るサイクリングルートの作成や、道路整備、標識の作成などサイクルツーリズムの振興に力を入れています。
https://japanalpscycling.jp/about
そんな長野県で我々も自転車を利用したツアーを行なっております。
自転車を通して健康促進、地域の文化体験、特産物を味わったりと。。。
自転車に乗った後のビールは普段飲むビールよりも格別ですよ!笑
自転車はアクティビティの一つですが生活の一部でもあります。誰でも乗れてどこでも行ける乗り物。E-BIKEを使えばさらに年齢、レベル関係ありません。
マウンテンバイクツアー、ロードバイクツアー等様々なツアーを行なっております
ぜひ一緒に自転車に乗りましょう!雪が降るギリギリまで乗れます
E-BIKEツアー
ドイツで体験したモノを会社に反映し、これからもお客様に満足いただけるようにサービス向上に努めていきます
レンタルやツアーのご質問などお気軽にお問いわせください
お問いわせ
以上で、ドイツの旅の模様になります。もっと気になる方は野沢温泉まで遊びに来てください。
追記
個人的にサッカーが大好きで海外サッカーはほぼ毎試合見るのを欠かさないのですが、今回のドイツ訪問の期間中に4年に1度開催されるUEFA欧州選手権(ヨーロッパNo1を決める大会)が開催されておりました。熱烈なサッカーファンの私は終始興奮しておりました。
スタジアム観戦は出来なかったので、パブリックビューイングで観戦
ドイツのユニホームを買って応援してましたがなんと敗戦。。。それでも勝者を称えるドイツサポーターは素晴らしかったです
貴重な経験できました
Daigo